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(最終更新日 2022年10月 29日 )
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以下の宿泊施設(2017年4月27日オープン)、および、協会の施設になっていました。
日本介助犬福祉協会 館山ドッグワールド
http://kaijoken.or.jp/dog_world/
ご利用された方からの投稿をお待ちしております。
投稿、おまちしています
ペンション The K−9
TEL 0470−20−7422
FAX 0470−20−7433
住所 千葉県館山市布沼字平砂浦1210−122
交通
 とにかく「千葉の館山」。分かり難い場所にある。
 詳しくはHPを見て欲しいが、一度フラワーラインまで出てしまった方が分かり易いかも。
料金 11,000円〜/人  2,000円/小型犬・猫   3,000円/中型犬・大型犬
関連ページ こちらのHP  http://www.the-k-9.com/ リンク切れになっています (2021.04)
 
利用者  uni  / 当日利用人数 2人 + 1犬(ゴールデン) 利用日 2002.2 
宿に着くまでに不安になってしまった。ちょっと場所が分り難い。予め、地図を頭に入れておいた方がいい。私はカーナビに頼ったら、通り抜けできないゴルフ場内の道を指示されたりして、なかなか辿りつけなかった。


車で入って行くとまず目に入ってくるのが、ドッグランのお庭。現在は芝を根付かせている状態だが、使っていいらしい。ちなみに昨年のクリスマスにオープンと書いてあった。

こちらのHPに(「犬のことを考えて」も書いてあるけど)、身体障害者の方のことを考えた設計でもあることが書かれていた。
駐車場より玄関が高くなっているが、玄関へは(階段はなく)つづら折りのスロープになっている。犬にも優しい。

右側が透明の入口ドア。足元から天井まで透明。当然、ブラインドはある。
冷蔵庫の上がクロークで、ゴチャゴチャしているのは、ドライヤーのコードとコロコロの柄。
車椅子が通ることを考えているので通路は全て広くとられている。犬を脚側に付けてカバンを幾つも持っているような時でも通れる。これも嬉しい。
客室入り口のドアは透明ガラス。内側にブラインドが付いている。このパターンの宿は初めてなので、ちょっと驚いた。これも身体障害者がもしもの時のことかも。
何故か冷蔵庫は、入り口横のクロークの下。ちょっと使い難そう。クロークにはリザーブベッド用のものと思われるマットや枕が入っていた。ドライヤーとコロコロもここに。

部屋の中は、当然バリアフリー。万一のことを考えてか、お風呂(洗面も一緒になっている)がベッドのすぐ横で、透明ガラスで仕切られているだけ。これもちょっとビックリ。不思議に思ったのは、洗面が2つ並んでいること。全く同じ形のものだ。


ベッドの横にガラス一枚隔てて、お風呂というのはちょっと違和感があります。

お風呂から部屋を見れば、当然こんな感じ。確かに障害者の方は安心かも。

ベッドは、ペンションとしては一般的な大きさ(ちょっと小さいと感じるくらい。)たぶんベッドに早変わりするのだろうソファーがある。これは荷物置き場に便利。

不満な点が幾つか。
まずテレビがない。夜は時間を持て余してしまう。晩御飯後、リビングになる場所もないので、部屋に戻るしかないのでテレビがないのは残念。
ゴミ箱が洗面所に1つあるだけ。すぐにベッドの横に移動した。
収納家具がない。クロークに用意されているハンガーは二つだけ。バスルーム(風呂&洗面所)には、タオル掛けもない。(置けるような場所はある。)部屋にもタオル掛けはない。
犬洗い場やバスルームは、排水の臭いがすることがあった。これは気になる。
食堂は犬OKだが、テーブルの真下(ど真ん中)に巨大なフックが来るようにテーブルが配置されている。人間の食事中、テーブルの下にいることが多いうーにーには邪魔。
利用当日、お手伝いの人がお休みだったためか、オーナーさん一人で全てをこなしていたので、いたらないと感じることが時々あった。「不満を感じる」を通り越して「立派」と感じたのは、全7室満室(3人の部屋が2組。他は二人の部屋。)の晩御飯。お皿が出てくるタイミングが遅くはなったが、どうにかこなした。



部屋の角に犬用トイレスペース。置いてある丸い容器はうーにーの水呑み。
部屋の中で、犬のために工夫されているのは、部屋の隅に設けられたトイレ場。部屋の一角を床も壁もタイル張りにしてある。そのすぐ上には通気口がありトイレに繋がっている。トイレの換気扇で排気をする仕組みになっている。部屋の中でする子には便利だろう。うーにーはしないので、水のみ置き場にした。
床は板張り。つまりフローリングだが本物の木。表面も最低限の処理しかされていない。これは犬の足にも良さそう。(大型犬は爪で傷をつけてしまうと思うし、粗相や水をこぼしただけでも跡になってしまいそうな気がする。)
どこかで「壁は珪藻土、床はテラコッタ」と書いてあったが、それは食堂。部屋は、板張りにクロス張り。
ベランダが広いのは嬉しい。景色もいい。


駐車場から玄関まで登るスロープの途中に足洗い用と思われる水場があり、それとは別に玄関入ってすぐのところに、犬用の洗い場がある。2連のシンク(小型犬用)が2つあるので順番待ちすることはないと思う。大型犬用にはちょっと高めのスノコが2つ(高さが違う)用意されている。一つは洗い用、もう一つはドライヤー用だそうだ。ドライヤーは一つしかないので、順番待ちになることがあるかも。
大型犬はスノコで洗うことになるので、人間が濡れてしまう。これについては、何らかの対策をとるようだ。



天井は高く、こんなものまでついている。これだけでも気分はホテル。
建物のデザインや造りは、とてもいいと思う。(<K−9さんのHPを見てもらえれば分る)部屋がもう少し広くて家具があれば、ホテルと遜色ない。館内全て雰囲気がいい。造りも凝っていてしっかりしているように見える。エレベータがあるのは、足腰が弱い大型犬の飼い主には嬉しい。(<HPで確かめたら「主に車椅子でお越しのお客様専用です。」とのことだが、使ってしまった。)
しかし、「ここまでやっているのに、なんでココが?」と思うところがあったりする。
ちょっとしたところではテレビがなかったり、タオル掛けがなかったり、便座が暖かくなかったり。夕方、人間の目には照明が客室内照明が暗く感じたりもした。


きっとどんどん改善してゆくと思う。正直なところ「もう少し経ってから行けばよかった」と思った。
これからに期待したい。

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