料理を売り物にした民宿　とのことだったが、残念ながらそんなふうでは
なかった。でも１泊２食付で一人７０００円という安さなので、こんなもんかな
と思ったりもした。
到着が少々遅れてしまったので、天ぷらなども冷めており、ますます味が
落ちたのかもしれない。食事は１Ｆの食事どころでいただきました。量は
じゅうぶんでした。

利用した２１０号室は８畳の和室で、４人＋２ワンで使うには正直狭かった。
布団は自分たちで敷くのだが、４つめはほとんど半分くらい重なってしまった。
まあこれは、私が予約のときに広さの確認もせず、「４人一部屋で」と言って
しまったのがいけなかったのかも。

ワンはお部屋以外では離せません。お食事のときはお留守番です。ワン用に
玄関に雑巾を置いてありましたがそれ以外はワングッズはありません。

温泉は大きくはありませんが、露天もあります。

帰りに大女将（だと思う）が見送りに出てきて、
「鳥インフルエンザは終息宣言が出たので
大丈夫です」というかえって気になるコメント
つきで地鶏のゆで卵をくれました。
ちょっとお土産がついただけで好印象になって
しまいました。我ながら単純。ただし、塩が
ついていなかったのが残念。

創業40年ほどになりますが、私の祖父にあたる人物が開業いたしました。
大分県といえばやはり近隣の湯布院、黒川温泉が有名で、なかなかつらい
こともあります。ほんとに田舎ということもありますが、12件の宿がありまして
年間行事でいろいろなイベントを行っています。（現実は予算が限られている
のでそれほど豪華な行事はできないですが）先日も一ヶ月にわたる蛍祭り
というものを行いました。少しずつ皆様に知られてきているようです。努力が
少しずつ実ってうれしく思っています。

当宿は当初観光ホテル都という形態で営業を行っていましたが、この不況の現実、
お客様が求めるものなどを先代の社長と話し合った結果、いま現在の料理を
売り物にした民宿という形に営業を変更いたしました。

つい先日先代の社長（私の父親にあたる人物）が他界しました。私自身、大変
若輩者で突然のことで大変動揺をしていますが、代々引き継いできた旅館を
さらに盛り上げようと未熟ながらがんばっている次第です。
今はおかみと私、私の嫁3人で旅館を切り盛りしております。新たに我が家で
家族としてのシーズを飼ったのを機にペットOKの宿と変更いたしまして、できるだけ
お客様が実家に帰ったような楽しさを味わっていただこうと思っていおります。