１１月下旬の祭日（平日の前日）に利用。
千倉の駅から４１０号線を南下した所にある。周囲は、駅からの商店街的な雰囲気は終わり、地元の住宅街という感じの中。
道沿いに数台分の駐車場がある。目の前の道は、とばす車が多いので入れるのにヒヤヒヤしてしまった。当日雨だったので、入口近くの枠に止めたが、ここだけ狭くて荷物の積み下ろしに苦労してしまった。

老犬連れなので、一階の部屋をお願いした。
入口を入ると正面にカウンター席やフロント（？）があり、左に進むとその部屋がある。一階には、この部屋しかないようだ。
部屋の大きな窓（吐き捨て窓）から外に出られる。犬の出入りはここからでもＯＫと説明された。これを知っていれば、この前に車を止めたのに・・・。
ここから出入りが出来るのは嬉しいのだが、段差が高く、うーにーには辛く、ほとんど正面玄関から出入りした。


ここは、晩ご飯が付かない。建物内にあるカフェレストランで食べることが出来る。この店は、宿泊していなくても犬連れＯＫらしい。このレストランは、入口から入ると右になる。

部屋に案内される。噂には聞いていたが狭い。ベッドはダブルだが、旅籠屋の一人用のベッドよりも狭い。身長１８０センチの人だと足がでてしまうと思う。
荷物を置くのも頭を使うような状態だが、ベッドの足元のほんの少しの隙間にちょうどうーにーの長座布団がはまり、うーにーのお気に入りの場所となった。

フロントの横のカウンター席でのお喋りの声が大きくなると、一階の部屋によく聞こえる。また、厨房のものだろうか、水道の音がよく聞こえた。二階の部屋の音と思われる音、階段の音などよく聞こえるのだが、何故か晩ご飯が終わってからは、ほとんど聞こえなくなった。

ユニットバスがある、と思ったら、トイレは付いていない。フロント前のトイレを利用する。（ウォシュレットもウォームレットもない。）
クロークなどもない。犬用のグッズは全くない。この宿は犬専用ではない。

お風呂は、近くの宿泊施設の日帰り温泉を紹介してくれる。夕方、女房は利用したが、私は雨が降っている中、行く気になれず利用しなかった。
この宿は、「犬を部屋に残さないように」、ということになっていることもあり、私は留守番した。

晩ご飯のためにカフェレストランへ。
幾つかのエリアに区分けされている。犬連れが居ても他のお客さんは気が付かないこともあるだろう。
私はエビフライのセット、女房はステーキにフライドポテトの付け合せのセットを頼んだ。女房の頼んだステーキセットはなかなかいい。肉に脂身が少なく、ビールによく合う。女房は中ジョッキを頼んだが、すぐになくなっていた。
それらのセットを食べた後、ちょっと足りなかったので、カルボナーラを一つ頼んだ。女房は、カフェオレ・マイオールなるものを頼んだ。私は（比べるために）カフェオレを頼もうと思ったが、カフェラテしかなかったので、それを頼んだ。カフェオレ・マイオールは、砂糖の代わりに蜂蜜を使う。蜂蜜のポットは下から出てくるので注意。

この宿は、ジャック・マイヨールがよく利用したらしい。フランス人の彼が食事に関してもアドバイスをしたと書かれている。たしかに日常的に食べ易くなっている。


夜、女房はマッサージをお願いしていた。普通は、マッサージの人が迎えに来てくれて、どこかでやるらしいのですが、このときは他の部屋が空いていたこともあり、二階の部屋で受けていた。

朝食は、モーニング・メニュー４種類から選ぶのだが、金額が違うので一番高いものを頼みたくなってしまう。しかし昨日食べ過ぎたし、料理も気に入ったので、私はクラムチャウダーのセット、女房はフレンチトーストのセットを頼んだ。
朝のクラムチャウダーは、体に優しい。トーストとサラダと飲み物（ジュースとコーヒー）が付く。フレンチトーストは、バナナがドッサリ載っていた。こちらも飲み物が付く。美味しそうだ。


一番困ったことは、うーにーのオシッコ。当日は雨で周囲の状況も分からなかったし、目の前の道は車の通りが激しく歩くのは怖い。結局、近所をウロウロしてすぐに済ませてしまった。大雨だったので、後処理は省略させていただいた。
ウンチは、こちらの宿にお世話になっている間は出ませんでした。


カフェレストランは、宿泊施設利用者でなくても利用できるようなので、こちら方面に来た時は、利用したいと思う。