まず、場所が分かり難かった。ちょっと道を間違えると、行き止まりだったり、すれ違いが出来ないような道だったり。
行くのは大変ですが、着いてしまえば、落ち着いた雰囲気のある隠れ家的なロケーションです。

到着すると、駐車場から少し低い位置にある建物の屋根が目に入る。正直な感想は「建ててから何年経っているのだろうか」。

晩ご飯なしでの利用（一泊朝食付き 6,300円）。外で食事をして、晩ご飯の時間（七時頃）にチェックイン。忙しいときに申し訳ないと思いながらも、他で時間をつぶせずこの時間に。それでも快く迎えてくれた。


今回は猫のまいすも同行。そのために（うーにー用の大きな）クレートを持っていった。これは夜の間、まいすに入っておいてもらうため。部屋は、最近の新築ペンションに比べると狭い。このクレートが置けるか心配になるくらいだったがちょうど嵌る場所があった。

部屋には小さめのベッドと長いソファー。どちらも年季を感じる。
ベッドの間にはテレビが置いていある小さな家具。テレビと並んで電話や電気スタンド。テレビの上には、バスケットのような小物入れがあり、タオルと歯ブラシが入っている。
ソファーの横には、タオル掛け、その上には鏡、エアコン。クロークはないが、壁に服を掛けられるようになっている。
狭いながら一通りのものが揃っている。

トイレ、洗面、お風呂は共同。我が家が利用した一階の客室は、これらが近くにあり不自由を感じなかった。トイレはウォシュレットではない。ウォームレットだけど冷たく感じた。これらも昔のペンションという感じ。
所々古さを隠せないところもあるが、手入れ・掃除は充分にされていて清潔感がある。


玄関に、犬の足拭き用のウエット・ティッシュ、ゴミ箱、おさんぽくんが用意されていた。部屋には、犬用のお掃除用具などはない。

玄関から（一階の）部屋に行く間に数段の階段がある。これが（うーにーには）滑りそうでちょっと怖かった。その階段を登った先には、多くの漫画が置かれている。（その辺りに、トイレ、お風呂、洗面がある。）

玄関を出た所に飲み物の自動販売機がある。買うために外に出なければならないのは（冬は特に）面倒に感じた。

夜食のサービスもあるようだが、今回は利用しなかった。


朝食は、一つのお皿に、サラダ、ソーセージ、マッシュポテト、みかんなどがのっていた。パンは別に出てきた。自家製とのこと。飲み物は、オレンジジュースがテーブルの上に置いてあり、それとは別に紅茶・コーヒーから選べる。

食堂にも漫画が並んでいた。テーブルは小さめ。流れている音楽の音量が、私には大きめに感じた。ちなみに、食事時の同伴不可。（犬連れ専用の宿ではない。）


素泊まりや晩御飯なしの料金があるので、近所に馴染みの店がある人や、早朝出発、遅い時間の到着の人には嬉しいと思います。
最近出来たちょっと高級感のある、お洒落で広い部屋のペンションとは一線を画すものがあるが、昼間は伊豆高原をにぎやかに楽しみ、宿では静かに落ち着ければ、後は寝るだけという人と犬（猫も）にはよいのではないでしょうか。