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TEL 0557−51−8716
FAX 0557−51−8877 |
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交通 このあたり
R135を伊東の街中から南下し、「グランパル入口」信号を
左折して大室山方面へ進む
信号が2つあるが、2つとも「大室高原」であり、2つとも過ぎる
少し進むと、左に脇道があり、かなりの急坂を下る
突き当りを右折し、その先の変形4つ角を左折、さらに
突き当りを左折すると、右手に見えてくる
非常に分かりづらい場所です |
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料金 (人)16,800円〜 (犬)1頭までは無料(宿泊料金に含んでいます)。2頭以上は一律2,000円 |
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利用者 シゲちゃん さん /当日利用人数 3人+1犬(ユキ) |
利用日 2013.01 |
1月上旬、まだ松の内の土曜に宿泊。
寒いトコに住んでて、正月の時の会話でどこか暖かいトコ行こうか、なんて言ってて、
ふと、じゃらんネットで検索して、そのまま宿泊予約をしてしまった。
宿のHPの道案内やネットのマップでも結構分りづらい場所のようである。
カーナビに電話番号をセットすると、それらの場所と同じ場所を表示したので、
カーナビの案内を信じて進んで行った。
有名観光地なので、大通りまでは、普通に分り安い場所である。
ただ、この辺は結構傾斜地が多いので、ネットや紙のマップでは高低差が分りづらいので
かなり心配な場所である。
大通りから、分岐した後はカーナビを頼りに進んで行く。
そこからは、かなりの急坂もあり、さらに結構狭い道である。
途中で、迷子になっていそうな車も見かけたのだが、無事着く事はできた。
しかし、宿には大きな看板もなく、通り沿いに小さな看板を見つけた。
だが、何となく分らなかったのだが、それっぽい感じかな、と言う感じの場所に車を
停めて、問い合わせにいこうかな〜なんて思った。
我々の宿泊プランは「別館」プランであり、若干それに似た建物の前に駐車。
すると、宿の方と思われる方が来た。
名前を告げると、我々の宿泊場所が別館なので、ソコヘの駐車でOKとの事。
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2階への階段 |
駐車後、荷物を降ろすと、宿の方が運んでくれ、部屋へと案内してくれた。
我々の部屋は、別館の2階の様で、洋風建物の雰囲気の階段を上って
行く。
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別 館 |
本館の正面 |
階段を上った踊り場からは、本館の正面を見る事ができた。
なるほど、石の雰囲気を醸し出しているようだ。
踊り場に入口があり、中に入ると、アンティークが飾られた空間があった。
2階には2部屋あり、それらの部屋の共用部となっているようだ。
我々の部屋は奥側で、そちらの部屋へと案内された。
部屋へ入った後には、宿の方がワンちゃんのリード外して大丈夫ですよ、との事。
他には特に犬に関する注意事項の説明もなかった。
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部屋の玄関 |
部屋へ案内された後、ウェルカムドリンクがコーヒーと紅茶から選べる
との事で、それらをお願いすると、ドリンクを持って来た後にチェックイン
手続きとの事で部屋から去った。
その間に、室内の探索。
玄関には、外履き用のサンダルや、ハンガー、傘立て(傘もあり)、
室内履きスリッパがあった。
室内は、和洋室となっており、玄関の先に畳敷きの和室があり、
楕円テーブルの脇に座布団。
3人利用の際に和室に布団を敷くのは夕食時に、とHPには
書かれていたのだが、この時には、奥に既に布団が敷かれていた。
和室と、洋室の間にちょっとした仕切りがあり、その手前に近代的である
地デジ対応TVと、引き出し付きのテーブルが置かれており、これらもアンティーク風である。
テーブルの上にはキャンドルライトや館内電話、殺虫剤、ティッシュ等が置かれていた。
他にDVDプレイヤーも置かれていたが、再生ソフトは見当たらなかった。
引き出しは、最初から若干開かれており、中にはコロコロやペットシーツ等の犬グッヅや、
人間用の浴衣が入っていた。
他にも灰皿、メモ帳、懐中電灯等々置かれていた。
和室の右側には洋室があり、大きなベッドが2つ設置されていた。
壁紙も和室のシンプルな物と違い、結構お洒落な物である。
その向かいには大きめのテーブルがあり、脇にはシンクもある。
シンクは一般のホテル系よりは広めであり、宿泊プランにB&Bがあるのも分る感じである。
シンク脇には電気ポットもあり、インスタントドリップコーヒーや、インスタントティも置かれていた。
さらに、和風・洋風のカップやシュガー等も取り揃えられている。
その横には小さめの家庭用冷蔵庫があり、中にはアルコール類と清涼飲料水が入っている。
若干の隙間もあるので、持ち込みも入れられそうである。
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冷蔵庫内 |
これらのドリンクは、利用時には自己申告のようである。
冷蔵庫の上には、紅茶のセットがあり、結構本格的な紅茶が
飲めそうである。
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紅茶セット |
洋室から見た窓 |
そこから、窓方面を見ると、先にベランダがあり、その先には竹の林も見えた。
ベランダへ出てみると、自然豊かな眺めを見る事ができる。
斜面の宿なので海も見えるかな〜と思っていたのだが、海を見る事は出来なかった。
若干林の隙間から、海っぽい感じを見る事はできたのだが。
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露天風呂 |
そのベランダの右側に露天風呂があった。
露天風呂には、たっぷりのお湯があり、心地良さそうである。
こちらの宿は全室に露天風呂完備とのことで、その代わりと言っては
なんだが大浴場はないようである。
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ベランダからの眺め |
ベランダからの眺め |
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トイレ&洗面所 |
内風呂 |
室内へ戻り、窓脇のドアを開けると、トイレと
洗面所が見えた。
トイレは、ウォシュレット&ウォームレット。
洗面所の脇にはタオル等の入った籠も置かれていた。
その左側には、内風呂があり、バスタブ内は空っぽで
あった。
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ウェルカムドリンク |
その後、宿の方がウェルカムドリンクを持って来てくれた。
ドリンクの他にもレーズンパンもあった。
その後、チェックイン手続きと若干の宿の案内もあった。
温泉の湯温はフロントで調整できるので、熱さの希望があれば、フロントへ連絡下さい、との事だ。
夕食は、隣の本館レストランで18時からで、用意ができたら内線で連絡。
朝食は、8:30頃にピクニックスタイルのモーニングバスケットを部屋に用意。
ドッグランが本館下にあるので、是非ご利用くださいね、との事。
その他、ご質問ご要望は内線電話で9番のフロントへ連絡してください、との事だ。
その後にテーブルへ戻り、ビールを飲みながらテーブル上の宿の案内を見る。
なるほど、先程の説明通りで、それらを補完するような案内もあった。
犬連れに関しては宿の方からの案内は無かったのだが、結構びっしりと色々と書かれていた。
ま〜一般的な注意かなとも思うが、まずは「ペット専用宿で無い事」である。
やはり「最低限の躾」が筆頭に記載されている。
なので、ユキを見て、あまり注意事項の説明も無かったのかも知れない。
ベッド、風呂は犬禁。
就寝時にはケージもしくは敷物が必要のようであるが、ユキはいつものマット&タオルである。
他にドッグラン利用時の説明もあった。
室内は喫煙可であるのだが、なるべく良く喚起してください、との案内もあったので、
この時期でも、あまり寒く無い伊豆高原なので、ベランダで一服。
その際に、ベランダの壁を良く見たり触ったりすると、どうやら本物の石では無いようだ。
そっと叩くと軽い音がしたので、何かの上に岩風の吹きつけをしている、所謂張りぼてのようである・・・
夕食まで、しばし時間があるので、交代でお風呂に入り、その間にユキとドッグランに行ってみた。
若干暗くなってきていたのだが、スグ横にある本館に向かう手前の通路を左に下ると
ドッグランがあるようだったのだが、暗かったのでちょっと分りづらかった。
それでも、無事ドッグランに入り、ユキと戯れる。
暗かったのでケータイの写真では奇麗に写らなかったので、朝に期待。
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本館レストラン |
その後、部屋へ戻りまったりしていると、夕食の案内の館内電話が
来たので、本館レストランへ向かう。
本館へ入ると、宿の入口と言った感じでは無く、本当にレストランの
入口と言った感じで、中に入ると、スグに左側にあるレストランへ
案内された。
中も欧風の感じで広めの室内に、大きなテーブルが4つ配置されている。
我々は、一番奥のテーブルへと案内された。
我わらの前に1組いて、その後に2組来た。
犬連れで無い組もあったが、どうやら部屋へ置いて来たらしい。
我々を含め3組が犬連れであったが、静かな様子である。
テーブルへ着いた時に、ユキを繋ぐ場所を探していると、
宿の方がテーブルの下にリードフックがある事を案内してくれ、
そこにリードを繋ぐ。
テーブルの上には、食事のコースの案内書きがあった。
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コース料理案内 |
ちなみに、予約プランで、料理を豪華にできる物があり、我々は、それを選択している。
洋食風にナイフ&フォークが置かれていたが、他に箸もあり、
箸置きが犬型で、ちょっとお洒落。
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箸置き |
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窓の外 |
他に、簡易コンロも置かれていた。
岩風のブロックに囲まれた窓の外を見ると、イルミネーションの明かりも
見えた。中々お洒落な雰囲気である。
その後、別料金で飲み物の注文案内があり、地ビールである
「伊豆エール」と、ウーロン茶を注文。
「伊豆エール」は2種類あったので、とりあえず両方を1本づつ注文。
ただ、これは小瓶でありますが、との案内もあった。
その後ドリンクが来て、乾杯!
すると、次に「オーロラサーモンのコンフィ」が来た。
これも柔らかく、美味しく食せた。
さらに、「鮟肝の茶碗蒸し」が来た。
ここまでの、料理は全てさらっと美味しくいただける感じで、ビールを飲みながら
軽く美味しくいただける感じである。
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オーロラサーモンのコンフィ |
鮟肝の茶碗蒸し |
南伊豆産伊勢海老の浜焼き |
次に、「南伊豆産伊勢海老の浜焼き」が来た。
浜焼きと言う割には、かなりお洒落な洋風な感じで伊勢海老の半身が香ばしく焼かれており
周囲には素焼きの野菜が彩られている。
先程までの料理もそうであったのだが、料理を運んで来てくれる度に、それぞれの
食材や料理方法を説明してくれていた。
ただ、後になってみると、全然覚えていないのだが・・・
こちらも、当然の様に食すと美味。
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テーブル下のユキ |
ユキはテーブルの下でフセしていたのだが、暗かったので
ケータイの写真では奇麗に写らなかった。
この辺の料理からなのか、テーブル毎にメニューが違って
いたり、出てくるタイミングが違うようだ。
プランによりメニューも違う事もあるが、テーブル毎の
食事のペースに合わせて料理を持ってくるタイミングを
計っているようで、それも嬉しいサービスである。
なので、伊勢海老を食べ終えると、次に「牛フィレ肉のポワレ グレービーソース」が来た。
ポワレされた牛肉は脂身の少ない赤身であるのだが、非常に柔らかく美味である。
それを食してる間に、テーブル脇に置かれていた簡易コンロに「南伊豆産活き鮑の踊り焼き」
をセットアップし、固形燃料に火を付けてくれた。
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牛フィレ肉のポワレ グレービーソース |
「南伊豆産活き鮑の踊り焼き」
セットアップ |
ご飯セット |
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釜めし |
その後牛肉を食べ終えた後に、ご飯のセットがやってきた。
地魚の刺身、お新香が来て、釜めしを2つ持ってきた。
釜飯は零余子と茸の釜飯との事だったのだが、「零余子」が読めなかったので問い合わせると、「ムカゴ」と読むそうだ。
ムカゴ自体は知っていたのだが、漢字を見たのは始めてかも。
ちなみに、ムカゴは長芋の地上部分に咲いた花の後に出来た実の事である。
それを、宿の方が、釜から茶碗によそってくれた。
とりあえず、1つの釜から軽く1人づつよそって、ちょうど位である。
なので、もう一つはおかわり用であるのだが、もしお腹いっぱいであれば、
後でおにぎりにして、部屋へ持ち帰りも出来るとの事。
その後に味噌汁も来て、さらにアワビを一度調理室へ戻し、カットしてから持って来てくれた。
それら全ての食材の味を損ねる事無く、味付けも良く、夕食を美味しくいただいた。
夕食後にはデザート&ドリンク。
ドリンクは紅茶orコーヒー。
どちらもプチと言った感じで、食後でもペロッと食せる味と量である。
夕食を終えると、食べきれなかった釜飯のおにぎりの他に、部屋用デザートも渡してくれた。
デザートはみかんのゼリー風で、見た目も美味しそう。
おにぎりも、デザートもラップで包んでくれ、部屋まで持って行けるよう配慮もある、
それらを持ってレストランから部屋へと戻る。
レストラン内は禁煙。
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デザート&ドリンク |
釜飯のおにぎり |
部屋用デザート |
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お休み〜 |
部屋へ戻る途中、ユキのトイレを兼ねて周辺散策。
周囲は、あまり明るくは無いが、ソコソコ歩ける感じである。
そして部屋へ戻りまったりと過ごす。
部屋の外に露天風呂があるので、周囲に気兼ねなく
気軽に堪能できるのも嬉しい。
ユキは、室内で遊んだ後、私の布団横に敷いた
タオルの上で就寝。
すっかり疲れた感じの恰好で寝ていた。
翌朝は、目覚めてしばらくすると、窓の外に朝日を見る事が出来た。
窓からの眺めでは、海らしき物も見る事はできたが、奇麗な写真を撮る事ができなかった。
朝食の時間まで、まだ若干あるので、朝風呂に入ったりTV見たりとまったり待つ。
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朝 日 |
朝 食 |
その後、8時半位に館内電話で、朝食の案内があり、これから部屋に運ぶとの事。
そして宿の方が室内の大きなテーブルの上に朝食をセッティング。
朝食はピクニック風バスケットスタイルとの事で、大きな籠を持って来てくれた。
朝食用ドリンクは、チェックイン時にオーダした物を持って来てくれた。
大きなお皿の上にソーセージや、大きな卵焼きをカットした物がおかずとしてあり、
他にサラダやスープの小さな器にラップが掛けられている。
フルーツは全員分の物が一つの器に入れられ、これもラップされていた。
他に、白い紙袋が置かれており、その中にメインであるパンが入っていた。
パンは、調理サンドイッチ風のハンバーガータイプで2種類あった。
バーガー風、ベーグル風とあり、それぞれバンズも中の具も美味。
籠の中には、コーヒーのポットとカップがあり、セルフでいただく。
自室で、美味しい朝食を終了した後に、フロントへ電話すると片付けてくれる。
その後、また室内で、TV見ながらまったりと過ごす。
チェックアウト時間も、11時と他よりも若干遅いので、ゆっくりとできるのも嬉しい。
(その為か、チェックインは16時〜)
だいぶ、ゆっくりした後に、チェックアウト前に、ドッグランへ向かう。
前日利用時と違い、写真も奇麗に撮影できた。
別館から本館へ向かい、本館手前の通路を左に進む。
真冬ではあるのだが、あまりそれを感じさせないような雰囲気で、緑の中の
お洒落な感じの通路を歩いて行く。
その先に、本館のエアコン室外機が多数ある場所が見え、その奥に入口が見える。
入口は一般的なドッグランの2重扉ではなく、1枚扉。
他に誰も居なかったので、スグにユキを放すと、嬉しそうにダッシュとターンを繰り返す。
ユキには若干狭いのかも知れないが、それでもソコソコの広さもある。
ちょうど本館建屋の裏側が見え、ホースの着いた水道もあり、その脇にゴミ箱もある。
周囲は林等自然豊かな感じで、ラン内にはベンチやテーブルもある。
真冬の朝方でも、あまり寒さを感じさせないのも伊豆高原ならではだろうか。
その分、真夏の昼間は暑いのかも。
ランを堪能した後に、本館へ入りチェックアウト手続き。
本館内は左側が昨晩夕食をいただいたレストランで、右側に2階の宿泊場所への階段。
正面には様々な飾りや、ちょっとした販売アイテムが置かれていた。
特に、チェックアウト手続きを行なうような場所も無い様だったのだが、レストラン入口脇の
ちょっとしたテーブルがカウンターの様である。
その奥には、事務所の出入り口らしきドアがあり、そこから必要な用紙等を持ってきた。
お釣りも、そこから持って来てくれた。
中々不思議な雰囲気のチェックアウト手続きであった。
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本館内 |
チェックアウトカウンター? |
チェックアウト後には、宿の方が駐車場まで見送りに来てくれた。
車が見えなくなるまで、ずっと見送ってくれていたようだ。
金額も、それなりではあるのだが、ゆったりと過ごすには中々良い宿であった。
ただ、やはりこのシステムを見ていると、性善説に基づいた感じであるので、
最低限の犬連れマナーや、普通に人としてのマナー等守りたい物である。
他には、ソフトバンクのWiFi対応であったが、私の機器では接続できなかった。

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