利用者 ロージー さん /
利用人数・犬数 2人+1犬(ラブ) /
利用日 2006.11

ラブを飼った時、
ラブラドールと盲導犬のラブラドールは違う犬種といわれた。
後でイヤというほどその意味がわかったが、
なんとなくラブを飼っていると、盲導犬を応援したくなる。
ただ、盲導犬協会は一般人には敷居が高いと感じていた。
この施設が、一般人と愛犬の見学を受け入れているというので、
行ってみる事にした。
敷地に入ると、ホテルのようなガラス張りの
茶色のモダンな建物と、広い駐車場がある。
こんな建物に本当に愛犬連れで入れるのか不安だったので、
とりあえずロージーは車の中に置き、行ってみた。
愛犬連れで入れるエリアは決まっていて、トレーニング棟
エントランス棟、ラウンジ棟、売店など。(HPに来場できる犬などお願い事
が書いてありますが、常識的なことです。)

受付窓口で、来訪者の記入をする。
この時ちょうど、デモンストレーションとガイドツアーが始まる時間
だったようで、ロージーを連れないまま参加することになってしまった。
このツアーに参加すると、愛犬連れでは入れないエリアを見学でき、
引退犬やデモ犬との触れ合いも出来る。1日2回1時間ほど。
デモンストレーションの時は愛犬と一緒に参加できるが、ツアーは参加
できない。

残念だが、愛犬と入館している人はほとんどいなかった。
2頭いたのは、引退犬と盲導犬のパピーだった。
盲導犬のパピー(1才くらい)はデモンストレーション中に
吠えたりしていたが、デモ犬は全く動じず、こういう事も
訓練の一環なのかなと思った。
デモンストレーションの後、案内の人に引率されて、
医療研究棟、引退犬棟、分娩棟、親子棟、子犬棟などを
ガラス越しに見学する。
最後に売店で買い物したり、デモ犬と触れ合ったりして、
解散となる。
ツアーに参加しなくても、愛犬とラウンジで休憩したり、売店で買い物したりできる。
売店では、普通のおまんじゅう、お菓子特産物などの他に、盲導犬支援グッズの
Tシャツトレーナー、文具、マグカップなどが売られていて、
以前はデザインがイマイチだったが、最近のはおしゃれで可愛いものが増えたようだ。
ホテルのロビーのようなラウンジ、外には富士山の湧き水が汲める水場があり
愛犬同伴可能なうえに入場無料。
富士五湖周辺で時間が余ったり、休憩する場所がほしい人
は是非行ってみて欲しい。
そして、盲導犬に関心を持ってもらうと共に
この公的機関(?)に愛犬と行けるという
画期的な試みに参加して欲しい。
我が家はロージーを連れて、再訪するつもりです。