利用者 圭おじさん /
利用人数・犬数 4人+1犬(黒パグ・だいふく) /
利用日 2006.12
年末の犬連れ水郷ツアーの際、二大神宮、銚子電鉄の他に目的だったのが水郷の船遊び、まあはっきり言ってシーズンオフなんだけれどやっぱ山国の住人としては興味津々です。潮来近辺では加藤洲十二橋巡りというのが有名らしい。お値段は4〜5人で5000円くらい。ところが、直前の大雨で水位が上がってしまい、水門が開かないとかで、2日目は乗れませんでした。3日目はもう帰るので、乗れるコースでいいからということで依頼しました。
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サッパ船は小さいので ふくは最初ビビりました。 |
ホテルで予約するとホテルの向かいの岸壁まで船頭さんが迎えに来てくれるというので、お願いしロビーで待つ事しばし、70くらいのおばちゃんの女船頭さんが迎えに来ました。そばの船着き場に留まってる船は風よけの覆いがついているが、幅1m長さ5m位の平底舟(さっぱ船)。まず旅館の前の常陸利根川(幅数百m)をモーターで渡って向こう岸にわたります。対岸は千葉県香取市(旧佐原市)になります。向こう岸に行って水門が開かないの意味が分かりました。大川の水位がどんと上がっているので、水門の奥の民家の間を走る水路との間に1m位水位が上がっているのです。水門を開けて奥の水路に船が入れないので、水門の所でいったん陸に上がって水門の向こうの堀川に停まっている別の船に乗り換えて、今度は船頭さんが棹で漕ぎながら十二橋を渡りました。西側の集落は昔は橋がなくて陸の孤島になっていたそうで、船が主要交通手段だったらしく、堀を渡るプライベートの小さな橋がいっぱい架かっています。それを十二橋と呼ぶらしいです。
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船内から見る十二橋 |
現在ではもちろん車が走れる橋でつながっているので、船にそれほどの重要性はなくなっていますが、まだまだ船を大事にするおばちゃんたちの気持ちは伝わって来ました。本当は奥の与田浦という沼(水郷佐原水生植物園)を経て70分かけてぐるっと一周できるらしいのですが、今回は水門が閉まっているので、十二橋往復で元に戻って40分くらいの船遊びでした。年末だし、船も廻れないのでお客はうちだけのようでした。帰りに常陸利根川に出たときは潮来花嫁さんとか昔の唄を船頭さんが歌ってくれました。
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最初ビビってたふくも だんだん慣れて来て最後は ゴザに坐ってました。 |
ちなみにこの船遊びは
会社にもよるかもしれないが犬連れ可なので、ふくも一緒です。でもふくは水恐怖症の気があって、水の上を渡るのが怖いので、最初船に乗せられたときはビビって、お父さんの膝から全然降りませんでした。でもさすがに40分も船に乗って最後は、とりあえず船の中は大丈夫らしいと思ったのか船の中をちょっと探検してました。ここは是非アヤメの季節に来たいところです。今度は1周コースをふくと一緒に楽しみたいと思います。