利用者 uni /当日利用人数 2人+1犬(老ゴル・♀)+1猫(不明・♂) |
利用日 2008.03 |
三月の上旬、平日の昼時に利用。
小田原にある別のお店を利用しようと思ったら、こちらは「臨時の定休日」。東京から伊豆高原方面に向かうと、記憶にある限り、室内OKの店はこちらということになった。
11:30くらいに着く。駐車場にはお店の人のものと思われる車のみ。車を止めて入口をのぞくと、営業しているらしい。でも店内が見えない。ドアを入ってみると、階段がある。老犬うーにーには辛いかなと思ったが、螺旋階段なので、外側を歩かせると比較的楽に登ることが出来た。
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眼前の景色は迫力ものです |
二階に着くと、眺望にビックリ。一面海が広がっている。しかもテーブルのすぐ前に広々とした窓が続く。初島もよく見える。時々、トンビがすぐ近くに見える。店内は海に面して長く、結構な席数がある。
店内は明るく、上品な感じ。多数貼られている犬や猫の写真が、ちょっとアンバランスな感じさえする。
メニューが出てくる。これもビックリ。1,000円のランチなどないのだ。
普通に食事をするなら、3,150円のAコースということになる。初めての店だし、料理に関しての情報がなかったので、ちょっと弱気になる私たち。
メニューを見ていたら、ブイヤベース(要予約)という文字が目に入り、金額は・・・1050・・・、あぁ1,050円かと思ったら、10,500円。特製チキンカレー1,260円という文字も発見したが、それでは、この店の良し悪しは分からないと思った。悩んだ揚句、若鶏のチリンドロンソース(1,470円)とパエリア(二人前)(2,730円)だけを注文。コーヒーくらい追加したかったが、525円という金額にとりあえず見送ることにした。
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テーブル間もゆったりで大型犬でも
余裕です。(まいすは、テーブルの
向こうの白っぽいキャリーの中) |
注文してしばらくの間、広い店内で我が家だけの時間になる。うーにーは退屈そうに遊びたがる。まいすは周囲を窺ってはキャリーに入るを繰り返していたが、2〜3度外に出て、キャリーの周囲を確かめていた。
通された席は四人がけだが、四人で座ったらテーブルの上がちょっと窮屈かなという大きさ。テーブル間のスペースがたっぷりとってあるのが、大型犬連れには嬉しい。
壁(海が見える窓の下)にはリードフックもある。犬用の水は出てこなかった。お店の雰囲気からして、そういう感じではなかった。
人間二人は、店内をウロウロ眺めたり、手洗いに行ったりして時間を潰した。ちょっと飽きてきたころ、料理が出てきた。
まず、お皿の出し方で「高いだけのことはあるお店だな」と思った。料理を食べて「ここってちゃんとした店なんだ」と納得。
食後、お店の人たちが出てきた。皆、犬・猫好き。猫のお客さんは少ないらしく、顔が壊れてしまっているまいすでもとても可愛がってくれました。それを見たうーにーは、ご機嫌斜め。
調子にのったまいすは、店内を(リードとその先に私を着けたまま)徘徊しはじめた。他にお客さんがいないこともあり、お店の人は「どうぞご自由に」と言ってくださった。(うーにーはさらにご機嫌斜め!)
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綿鳥のチリンドロンソース と
パエリア(二人前)
(分けてしまってからの写真で失礼) |
お店を出る前に店名のことを聞いた。チリンドロン・ソースとは、店名を付けているだけかと思っていたが、スペイン料理のソースの一つだとのこと。(後で女房に確認したら「私は知っていた。知らなかったの?」と言われてしまった・・・。)
そんな私に、チリンドロンにまつわる幾つかの話しを聞かせてくれた。「ふむふむなるほど、そういうことか。」とちょっとお利口になった気分。
料理、サーブ、店内の雰囲気、眺望、立地などから考えて、高い料金だとは思えない店だが、国道から見える外観からのみ、どんなお店か想像して入ると、ちょっと驚いてしまう。
そのようなお店に、犬も猫も連れて入ることができるのは、とても嬉しいことです。
猫を連れて来る人は少ないようで、とても歓迎してくれました。

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