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TEL 0267−46−5239
FAX 0267−45−2471 |
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交通
国道18号で追分駅を越えてすぐ旧追分宿方面に右折、200m位先右側。
駐車場は左側。すぐ先に堀辰雄文学記念館あり。 |
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利用者 圭おじさん / 当日利用人数 2人+1犬(黒パグだいふく) |
利用日 2004.08 |
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茅葺きの非常に妙な建物だが趣味は悪くない
非日常の世界を予感させる |
この店はガイドブックではなくて、最初スロースタイルというグルメサイトで見つけました。
犬連れ可と書いてあるのでどんなお店か気になって出かけました。
お盆過ぎでも軽井沢はまだまだ混雑していて中軽、旧軽方面は渋滞が激しいようでしたが、さすがに追分ともなると大分空いているようでした。18号から追分宿の方に曲がるとあっけないほどすぐに店先を通り過ぎてしまいました。ただし茅葺き屋根の独特の建物は一度写真を見ておけば、忘れないはずですのでチェックを忘れずに。
慌ててバックして向かいの駐車場に車を止めました。
お店はテラス可ということだったので、テラスはどこかと思ったけれどそれらしいものはないので、玄関を入ってお店の人に声をかけました。それによると建物の外回りがテラス席で、手前の氷の旗の下がったドアを入るのだそうです。
中にはいると2組くらいのお客が居ましたがまだ12時前で、殆ど空いていたので端の方の席に座りました。
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テラス席といっても殆ど屋内
右手の壁から内側が本来の建物 |
座ってよく見るとテラス席といっても外壁はしっかりして窓も閉まっていて殆ど室内のような場所です。確かに屋根はグラスファイバーの透明な屋根で日除けによしずが敷いてあるようでしたが、暖房さえちゃんとすれば昼間は真冬でも大丈夫な感じの場所です。実際お客は殆どテラス席に座ってました。(犬連れはうちだけ)
隣の席とはだいぶ離れているのでふくはテラスの床にのんびりと腹這いになって大人しくしていました。
ここの建物は明治時代の茶屋で草亭の名は島崎藤村がつけた、とあります。古い建物を妙な感じにリフォームして真ん中の畳の部屋にはバーができていたりします。テラス席も含めて非常に変な建物です。
此処のオーナーはヨーロッパに長くいて向こうで料理を覚えたとのことです。ただしプロのシェフではないようです。お店の料理も洋風ですがマグロ丼などもあって欧風無国籍料理といった感じのようです。
メニューの最初にスローフードに関する長いコメントがあり、オーナーの食に関するこだわりが何となく感じられます。でもまあ飯を食いに来たのでその辺はそこそこにして、料理を見て回りましたが、なんだかいろいろあって大分迷いました。採算度外視のマグロ丼というのも魅力的だったのですが、結局黒豚の赤ワイン煮というのを頼みました。量が100g,250g,350gとあり、とても250gなんて食えないなと思い100gにしました。でも100gじゃ今度は少し足りないかなと考え、ゆで野菜入りサラダを追加しました。奥さんはニョッキ(西洋風すいとん?)を注文しました。あとここのプリンはおいしいという話だったのでデザートにそれを頼みました。
スローフードだから出てくるのも遅いのかなと思いましたが、まあそれ程でもなくサラダから順に料理が出てきました。
最初に来たゆで野菜のサラダはゆでたカリフラワー,ニンジン,ジャガイモのほかレタスやプチトマトにわずかなドレッシングが掛かっただけのものですが、これがおいしい!野菜の味がしっかりしているのです。量もかなりあって二人で食べてかなり腹がくちくなりました。
続いて、ニョッキと黒豚が出てきましたが、これもまたショッキングなお味です。ニョッキは特別凝った味付けではありませんが、素材の味の生きた手作りめんの味とでも云うのでしょうか。
黒豚は最初心配したより量が多くて150g位はありそうでした。とろとろに柔らかく煮込んであって、西洋風の豚の角煮とでも云う感じで素晴らしい食感でした。
デザートのプリンも、卵の味のするお母さんの自家製プリンといった味で素晴らしかったです。
お値段は二人で5千円くらいでしたから、そんなに高いものではありません。
いずれにしても他にも旨そうな料理は目白押しだし、ワインも旨そうだし、是非今度は夜来たいなと思いました。
たしか軽井沢ホットスプリングが近くなはずですから、この店で一杯飲みながら食事をするためだけにそこを予約する価値が十分ある!と僕は思います。となると僕的には星二つはいくということか!?
なるべく早くそうしてみよう!

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