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2000年 9月14日 〜 9月 23日
東京・奥尻・湯の川・青森・安比・那須・東京
9月18日    〜 「かじらない?」 〜
いつの間にか運転席に移動している
そして、どこか勝ち誇ったような表情
海岸沿いの道ばかり走っていた私は、VIVIANさん宅へ向かうため住宅街に入ると、ハンドルを握る手に汗をかくのが分かった。家の場所が分からず、キョロキョロしながらの運転なので尚更だ。妻が携帯電話で、家の場所を確認し、VIVIAN 家の前に着くことが出来た。

家の前で VIVIAN さんとレオ君が待っていてくれた。レオ君はうーにーと挨拶を交わすが、落ち着かない。落ち着かないというより、元気が余っているというか、如何にもフラットという感じ。ここは、車の通りもあるので、落ち着きのないレオ君は、あっという間に家の中に入れられてしまった。代わって息子の恵ちゃんの登場。

近所の子供達が4,5人集まってきた。はじめのうちは「かじらない?」と聞きながら、皆、おどおどしてうーにーに手を出していたが、一人の子が慣れると、次から次へと手が伸びてくる。それだけでは面白くないだろうと思い、オスワリやフセを子供達にやらせたら、これも次から次へとやらされて、さすがのうーにーも参っていた。

お手地獄
お鼻地獄

右下には、待ちきれない
手の姿が、、、。
(注:心霊写真ではありません。)

vivian さんと恵ちゃん
子供達の中に一人だけ、うーにーに触らなかった子がいた。この子は双子で、もう一人はとっても犬好き。まだ小学校低学年くらいの子で、二人はとても仲が良さそうだ。たぶん、日々同じ体験をしていると思うのだが、この違いには驚いた。うーにーに触れない子は、目の前でうーにーをいじくり回しているのをみても、嫌々ながらコマンドに従うのを見ても、どうしても触ることが出来なかった。本人に「何で?」と聞いてみたが、今まで犬に嫌なことをされた記憶はないけど「とにかく駄目」という。

あまりにいじくりまわされているを子供のお母さんが見て、子供達を帰してくれた。うーにーは安堵の表情。そして、私達とVIVIANさんは、落ち着いて話を始めた。

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