前回だいぶ省略して書いたので少し詳しく書きます。

改めておもうことは、その時代毎に流行った(ネットといえば、これをやるよねってこと)をやってこなかった。今であれば SNSをあまり使っていない。使い方を理解していない。

そんな私のインターネットとの付き合いの話、そして、このメモサイトの趣旨。  









・ホームページ ~ ブログ(CMS)

1990年台半ばからホームページというものを作ってチマチマやっていたら、世の中にブログなるものが進出してきた。フルネームは「Web Log」、Web上にLogするもの。
それが流行ったのは(それまでのホームページは)自分で全体の構造やページのデザインなどを考えながら作らねばならなかったが、ブログはCMS(content management system)なるシステムの上にあり、それらをほとんど意識せずに手軽に書けるから。


・ブログでは管理できなくなった

自分もCMS形式のブログを2000年台中頃から続けている。CMSを使ってみて思ったことは(content management system = コンテンツを管理するシステム という名前の割には)作り手側がおもうように管理出来ない。コンテンツの数が増えてくると混沌としてくる。
それはユーザー(私)側の管理能力によるものかもしれないが、私の場合、何が何だか分からない状況になっている。
10年くらい続けた頃から「同じようなことを書いたような...」と既視感を覚えることが幾度とあった。
後に遠い昔の文章を見つけて「やはり書いている」と気付く。


・掲示板 ~ SNS

(ホームページやブログなどの)個人的なコンテンツ作成とは別に、複数の人が集まるイメージの掲示板というものがある。今の5ちゃん、昔の2ちゃんが有名。オープンであったり会員制であったり。

インターネットが普及する前にパソコン通信というものがあった。テキストのみでやり取りするもので、主な機能にこの掲示板があった。
ブログが普及し始めて、純粋な掲示板は(5ちゃんねるのような巨大なものを除いて個人的なものは)あまり見なくなった。
その機能は目的別に、商品のレヴューであったり、質問サイトであったり、ブログとそのコメントにより行われるようになっていった。

どのようなもので実現するかは別にして、特定のテーマや特定の手法に限定し、個人の考えや表現をネットに載せ、コミュニケーションをとる行為は、その有用性が認識され(掲示板的な機能を含めて)、TwitterFacebook に代表される SNS(social networking service)に移っていった。


・ここで書こうといていること

ブログとSNSは違うものですが「多くの人に見てもらいたい、頷いて(同意・同感して)ほしい」とおもうらしい。承認欲求と呼ばれ、それを求めるのが「普通」らしい。
また多くの人に頷いていただける(「いいね」をいただける)ことはビジネスに繋がるようになった。
世の中に広まっている CMS や SNS はそれらを基本としているらしいが、私が書く目的にそれはない。

何を書くか。
今の世の中では重要視されていないが、ある程度の数の人たちは注目すべきではないかと考えていること。
そのような内容なので、見た人全てに私の考えが届くとは思っていない。届ける必要がない人も多い。
心から理解してくれてる人が、一人、二人と増えてくれれば、この先の世の中が変わってくれると信じている。

もしかしたら「注目すべき」と考えているのは私だけかもしれない。そこからして伝わらないかもしれない。
伝わらないかも知れないことをどうやったら伝わるだろうかと考えあぐね続けているような、そんなサイトです。

2023.6.222023.6.22
2023.6.22 公開
#リリース #net