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ニュージーランド・レポート

2001.08  きつね洞さん より (人のため、犬のため掲示板より)


国内 海外 お絵描き


中間報告  2001/08/27 (月)

 ニュージーランドのクライストチャーチの
 インターネットカフェからでございます。
 日本語で読み書きできてしまいます。
 24時間もかけてたどり着いたのに、
 日本にいるみたい…。
 でも、真冬です。
 ダウンと毛糸の帽子、活躍しております。
 
 ここは「イギリスよりもイギリスらしい街」と
 言われているそうですが、
 やはり犬はちゃんとリードして散歩していますよ。
 黒いラブラドールがなぜか多いです。
 ボーダーコリーも見かけました。
 昨日は鯨見物の為、郊外の牧場はもう
 うんざりするほど見たのですが、
 牧羊犬は働いていませんでした。
 
 今日は街をぶらぶらしていました。
 あと3日いるので、また書き込みします。


中間報告(その2)   2001/08/28 (火)
 
 今日も来ました。
 日本にいるよりも暇人かも。(笑)
 今日も街中をうろうろして、カフェテラスで
 ぼおーっとカプチーノをすすっております。
 あ、さっき寄ったカフェの屋外テーブルに
 2匹犬を連れた二人のおばさんが来ましたよ。
 もちろんリード付き。テーブル脇の工事のポール
 (のようなもの)に、リードをひっかけて、飲み物を
 買いに二人とも店の中に入ってしまいました。
 ちょっとがに股の、白に茶色ぶちの小型犬でしたけどね。
 一匹は成犬らしくて、おばさんたちが見えなくなっても
 静かに座っていましたが、もう一匹は立ったまま、
 寂しそうにすぴすぴきゅーきゅー言ってました。
 戻って来たおばさんたちに、マフィンの端をもらってました。
 おばさんたちがおしゃべりに夢中になってしまうと、
 退屈した犬たちはジャレ合いはじめて、でも吠えない。
 くしゃみはしてましたけどね。(笑)
 そのうち。おばさんに声かけられて。すぐにじゃれ合い
 やめて、行ってしまいました。
 子犬(?)のほうのリードは布製で、犬の模様が織り込んで
 ありました。可愛かったな。
 なにせ、隣のテーブルでしたから、よく見えたのですよ。
 その間に通りかかったダックスフントもリードしてましたよ。
 
 では、また。


ノーリード遭遇  2001/08/29 (水)
 
 昨晩は、夜間動物園に行って、キウイを
 見たのですが、続けて2件、ノーリード
 犬に遭遇しました。
 
 屋外で動物を見ていたら、すっかり冷え切って
 しまって、レストハウスで土産物を見ていたの
 ですね。
 ちょっとぼぉっとしていたようなのですが、
 突然右手に冷たい湿った物が押しつけられて、
 「あぅっ!?」とか叫んでしまいました。
 同時に「マック、カモン!」と声がしました。
 振り返ったら、ゴールデンぐらいの犬が、
 (もっと色が濃かったようです。)私から
 離れていくところでした。
 最初から知っていれば、私はなめられようが
 かまわないのですが、不意打ちはちょっと
 びっくり。
 その後、犬は伏せておとなしくしていましたが、
 飼い主の女性から私に、詫びの言葉はありません
 でした。
 
 もうひとつ。
 動物園からシャトルバスで帰って来たのですが、
 突然道の向かいの壁に、犬のシルエットが浮かんで、
 はっとした感じでバスは徐行しました。
 ノーリードのハウンドのような犬が、道をゆっくり
 横断し、その後に飼い主らしきカップルが歩いて
 いきました。
 彼らは全然危険だとは思っていないようでした
 が…どうなんでしょう。
 
 というわけで、夜間にはノーリードが多くなる
 のかな?という気もしてきました。
 昼間に見かけたボルゾイは、極端に短いリードで
 引き寄せられてましたけど…。
 
 引き続き、観察いたします。
 なんか、スパイになったような気分です
 よ。はっはっは。


明日帰ります  2001/08/31 (金)
 
 あっという間に、最後の日になってしまいました。
 最後のノーリード犬報告。
 週末は、街の中心の大聖堂スクェアに露店が出て、
 ちょっとしたお祭り状態になっております。
 巨大チェス(キングの駒が1メートル高ぐらい)
 にも人が群がって、対戦が続いてますしね。
 のんびりしたものです。
 と、そこに飛び込んで来る犬一匹。
 リードを引きづった大きなゴールデンでした。
 後ろから、太ったおじさんが楽しそうに、
 犬の後を追っていきました。
 ホテル近くの公園内では、ノーリードのポインターが、
 主人の少し前を歩いていました。
 昼間、道を歩いている犬たちは、相変わらずみんな
 きちんと短めのリードをつけられているのですが…。
 
 たった一週間の観察ではよくわからないですね。
 どういう基準になっているのか…
 昼間の公共の場所ではきちんとリードをつけ、
 夜間やくつろいだ場所、公園などではノーリード…と
 いう感じもしますが。
 街中で犬が吠えるのは見ていません。
 糞もまったく落ちていません。
 落ちているのは、カモメの糞ばかり。
 ああ、気球から見た牧場で、仕事中の牧羊犬は
 もちろん吠えていましたね。
 それから、仕事中でなくても、家の周りで吠えている犬、
 駆け回りながら吠えている犬もたくさんいて、
 ニュージーランドの空はにぎやかでした。
 
 
 では、次回は日本で書き込みます。


帰って来ました。  2001/09/01 (土)
 
 約18時間かけて、赤道をまたぎ、
 無事に帰って来ました。
 日本時間の午前1時に向こうのホテルを出たので、
 もうへろへろでございます。
 
 実は…2週間後の9月14日から今度は6日程
 (実質は4日くらいになってしまいますが)
 エジンバラに行くことになっています。
 学会が続くんですね。
 またインターネットカフェがありましたら、
 御報告しますね。

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