杉並区民から群馬に究極の犬連れ公共宿泊施設が有るというので、期待して予約して
行ったのだが、思わぬ雪のため結構さんざんな目に・・。

高崎の我が家から１時間少しの距離なので家を４時にでて５時に到着の予定だったのですが、
仕事が長引いて結局家をでたのが５時過ぎに、これがどつぼの始まりでした。
雪のちらつく道を越えて原町についたのが６時１０分位で冬なのですでに真っ暗。
コニファーへ入る道は細くて暗くて最初に変な道に迷ったりして、道も積雪で凍結もあり
かなりこわごわ上がっていってコニファーのフロントについたのが６時半。
でもこれからが地獄でした。コテージは本館の横の坂を上がったところにあるのですが、
ここが結構急な上に十分除雪してなくて、スタッドレスでも滑って上れない！
それでもう一回フロントに行って少し緩い裏の道を教えて貰ったのです。
でもそっちは更に除雪がしてなくてタイヤがスタックして危うく動けなくなるところでした。

やむなくフロント前の駐車場に車をおいて、館内（こっちは犬連れ不可）を荷物と犬を
抱えてえっちらおっちら２往復して漸く部屋に落ち着いたら８時前になってました。
ここは全館犬連れ可ではなくて、別棟のコテージのうち何軒かが犬連れ可になってます。


コテージはログハウスでそれぞれバス、トイレ、キッチン付き。
ベッドルームも１階と２階にあり、かなり豪華な作りです。
ただし２階に上がる階段がかなり急です。
うちの犬が一度上ろうとして途中で止めたら、今度は降りようとして落ちたりした（ほんの
２〜３段ですが）ので、階段前にバッグをおいてバリケードにしました。

やっと食事ですが、食事は本館の食堂まで屋外を１００ｍ館内を１００ｍ歩いていくのです。
夏や秋だったらいいのでしょうが、真冬に雪の中を行くのは寒くて気が重くなりました。
犬は連れていけないので、いきなり独りでお留守番もかわいそうなので、１人が残って先に
行った１人と交代したりしました。
そういうわけで食事ももう一声楽しくなかったです。
ただ食事の内容は山の中だからあまり期待してなかったので、がっかりするようなものでは
ありません。
でもお部屋は夜でも暖かくて広くて静かで落ち着けました。
ふくも普段はお父さんと一緒に寝たりは出来ないのが同じ部屋で寝られるのが嬉しかった
ようです。

ただ２晩とも夜中の３時頃になぜか天井のスピーカーからジャズが流れてきてたのです。
これが小さな音なのだけれど、音を消す事が出来ず気になりました。
どういうことなのか結局よく分かりませんでしたが。


コニファーは周りは山ばかりで関連のキャンプ場、グラウンドなどの施設もすべて
雪で閉ざされていて何もすることはありませんでした。
でも早朝から雪の大好きなふくにナイロンジャケットを着せて二人で散歩して廻ると
結構広くて楽しかったです。


初日は雪で上れなかった坂も、翌日の１０時頃には、除雪と雪解けで上れるようになったので、
車をコテージ横に上げました。（ちゃんと専用の駐車場がついている！）
昼飯は車で雪道を１０分行くと、原町のショッピングセンターにつくので、そこでカレーうどんを
買ってキッチンで調理して食べました。
午後は暇だったので、受験前の長男とふくを留守番させて残りの３人で四万温泉まで行って
（車で３０〜４０分）お風呂に入りました。
コニファーには温泉はないのだけれど、周囲には他に川原湯温泉もあるので結構湯治気分
になれます。
２泊めもやはり夕飯を食べに行くのが寒くておっくうでしたが後はあまりゆうことはありません
でした。


３日目は１０時のチェックアウトまで居てすぐうちに帰りました。
朝食事に行こうとお父さんが玄関を開けたら、散歩で場馴れしたふくが、すきをみて脱走
してしまい、困りました。
５分くらいで捕まえたけれど、普段そんなことはしない犬なのですが、旅先で興奮したの
でしょうか？

油断大敵ですね。


結論

＃１　泊まる時期を間違えた。冬でなく春か秋なら良かったかも。標高はそれ程高くないので
　　　　真夏は少し暑いかも？

＃２　食事はなるべく持ち込みの方が良かったかも・・。道は細いが１０分ででかいスーパーに
　　　　買い物に行けるので、現地調達で焼き肉パーティーなどやると最高かも。

＃３　普段それほど雪の降らないところらしいが、除雪不十分は明らかな問題。構内でスタック
　　　　するなんて論外。

＃４　夜中の音楽もどういうことなのか知らないが問題。

＃５　杉並区民は宿泊料金２０００円引きらしい。それだとお得かも。

＃６　館内のパブリックスペースだけでも犬連れ可にして欲しい。

＃７　別のシーズンに行った方にまたレポートして欲しいと思います。