〜 大人のための大人の音楽 〜
オトオト・ミュージック  2011年4月24日放送 

 ■ 1980年代の佐野元春特集 ■        @ SRC(oto)

1980年に「アンジェリーナ」でメジャー・デビューした、佐野元春さんの1980年代の特集です。
この曲のヒットの後、「ガラスのジェネレーション」、「サム・デイ」、「ハッピー・マン」などのヒット曲を産み出したしましたが、さらなるものを求めて83年、ニューヨークに渡り、多くのものを得て、翌84年に帰国してすぐにアルバムを発表します。

その後の曲は、ラップ、朗読、レゲイなど幅広いジャンルのエッセンスをロックに取り入れ、当時のメジャー・シーンとしては、とてもユニークな楽曲を発表し続けていきます。

アーチストという枠を超えた活動をする佐野さんは、80年代中盤にさらなるステップを求めていたように感じます。80年代後半には、さらに成長した表現者、発信者となりました。音楽のスタイルよりも、彼自身をより感じる音楽へとなっていきます。

最後の一曲、「だいじょうぶ、と彼女は言った」は、1999年の曲になりますが、80年代の佐野さんの先にあった一つの答えだと、私は思っています。


1.アンジェリーナ
2.コンプリケイション・シェイクダウン
3.リアルな現実、本気の現実
4.クリスマス・タイム・イン・ブルー / ―聖なる夜に口笛吹いて ―
5.ナイティ・ナイン・ブルース
6.約束の橋
7.雪−あぁ世界は美しい
8.だいじょうぶ、と彼女は言った
 


※このページの内容は、放送日現在のものです