■ 1980年代の佐野元春特集 ■ @ SRC(oto)
1980年に「アンジェリーナ」でメジャー・デビューした、佐野元春さんの1980年代の特集です。
この曲のヒットの後、「ガラスのジェネレーション」、「サム・デイ」、「ハッピー・マン」などのヒット曲を産み出したしましたが、さらなるものを求めて83年、ニューヨークに渡り、多くのものを得て、翌84年に帰国してすぐにアルバムを発表します。
その後の曲は、ラップ、朗読、レゲイなど幅広いジャンルのエッセンスをロックに取り入れ、当時のメジャー・シーンとしては、とてもユニークな楽曲を発表し続けていきます。
アーチストという枠を超えた活動をする佐野さんは、80年代中盤にさらなるステップを求めていたように感じます。80年代後半には、さらに成長した表現者、発信者となりました。音楽のスタイルよりも、彼自身をより感じる音楽へとなっていきます。
最後の一曲、「だいじょうぶ、と彼女は言った」は、1999年の曲になりますが、80年代の佐野さんの先にあった一つの答えだと、私は思っています。
1.アンジェリーナ
2.コンプリケイション・シェイクダウン
3.リアルな現実、本気の現実
4.クリスマス・タイム・イン・ブルー / ―聖なる夜に口笛吹いて ―
5.ナイティ・ナイン・ブルース
6.約束の橋
7.雪−あぁ世界は美しい
8.だいじょうぶ、と彼女は言った