〜 大人のための大人の音楽 〜
オトオト・ミュージック  2010年2月7日放送 

 ■ 田原俊彦 特集■         @ SRC(oto)

2001年以降、テレビなどでの見かけることが少なくなった「トシちゃん」こと田原俊彦さんの曲を特集します。
昨年、デビュー30周年を迎えたとのことですが、最近の曲を聴いても、デビュー当時の彼をイメージ出来ます。

「トシちゃん」らしさを失わずに進化し続ける田原俊彦さんの曲をお届けします。


■ 曲目 ■  曲名横の数字は、発表した年です

・ドMテキーラトニック(2006)
 歌詞をよく聴いてください。初めて聴いた時に聴き間違いだと思いました。
 この曲は特別ですが、全体にアダルトな歌詞が増えているように感じます。
 カラオケでこの曲を歌ったら ・・・・

・DO-YO(2002)
 ファン投票で長年1位だった曲を退けたことがある曲だそうです。
 この曲を聴いた時、彼が踊っている姿が目に浮かびました。彼の曲は、どの曲も「彼らしさ」を感じますが、特に「田原俊彦を感じた」一曲です。

・Dynamite Survival 〜 I will survive 〜(2003)
 グロリア・ゲイナー の 恋のサバイバル( I will survive)のカバーですが、歌詞も全く違えば、アレンジもすごいです。彼らしさを感じます。しっかり消化しています。

・抱きしめていいですか(2001)
 田原さんにしては、珍しいタイプの曲。ダンスミュージックでもなければ、バラードでもありません。
 ライブで、この曲の時はギターを弾くそうです。ビデオをお借りして見たのですが、正直いってあまりお上手ではありません。しかし、そこが彼らしく見えてしまいます。

・DANGAN LOVE −弾丸愛−(2004)
 再びダンスミュージック。ラテン系です。しかし、彼の独特の歌い方です。
 「強くて優しい男」ではなく、「優しくて強い男」を感じます。これが30年間、熱烈なファンの期待に応え続けた「田原俊彦」というアイドルの基本なのかも。

・願いを星の夜へ(2005)
 2005年にTVCMで使われた曲です。このことからも彼の実力を覗うことができるのではないでしょうか。
 落ち着いた大人の夜に相応しい歌謡曲。最近では、ありそうで見当たらない曲です。新鮮さと懐かしさを感じます。

・Cordially(2009)
 昨年(2009年)、デビュー30周年記念シングルとして発表された曲。
 作詞は松井五郎、作曲は都志見隆。このお二人の名前をご存じのかたも多いのではないでしょうか。
 この特集を制作するにあたり、デビュー30周年記念で発売された「職業=田原俊彦」という本を読みました。この Cordially という曲は、この本を読んでから聴くと「なるほど!」と聴くことができます。
 Cordially とは「真心こめて」とか「誠意をもって」という意味。発音を「コージュアリー」とするのは、作詞家の松井さんの考えだとか。たしかに、田原さんらしいと思います。


■ 公式HP ■
 http://www.jvc-entertainment.jp/tahara/top.php


■ 編集後記 ■

彼の熱烈なファンから、彼の曲を「聴かされた」のがきっかけです。
「最近の曲はないのかな」と思いながら聴いていたのですが、最近の曲も含まれていました。
改めて発表時期や作詞・作曲者などを確かめながら聴き直したのですが、見事に「トシちゃん」であり「田原俊彦」らしいものに作り上げられていました。

30年間変わらずにアイドルを続け、ファンの心を放さない人は、他にいないのではないでしょうか。本のタイトル「職業=田原俊彦」という言葉の重みを、音楽からも感じることが出来ました。
アイドル田原俊彦がどこまでいくのか、注目し続けたいと思います。

私の勉強不足で、2月28日(田原さんの誕生日)に放送出来なかったことが悔やまれます。






■ お詫び(放送後記) ■

一曲目「ドMテキーラトニック」の紹介で、「シンデレラ果実のカップリング曲」と紹介してしまいましたが、正しくは「ジラシテ果実のカップリング曲」です。

四曲目「抱きしめていいですか」の紹介を、「抱きしめていいですか」と紹介してしまいました。


お詫びして訂正いたします。



※このページの内容は、放送日現在のものです