〜Petit-Comi〜
プ チ コ ミ  2013年9月15日放送 

 ■ 災害時に役立つ「犬の登録」 ■

9月は防災訓練などが盛んに行われる月でもありますが、今までの大規模災害時にとても役に立ったと言われる犬の登録について。

犬は保健所で登録し、そのとき受け取る「犬鑑札」というものを着けなければなりません。これは法律で定められています。
この犬鑑札のデータは行政が管理しています。今までの大規模災害でもそのデータが失われることなく、活用されました。

犬は、「私は○○家の××です」とは言えません。災害の混乱が落ち着いた時、速やかに家族の許に返してあげるには、何らかの身元が確認出来るものがあれば確実です。そのときに大変役に立ったのが犬鑑札です。

しかし、その犬鑑札も登録情報が正確でなければ意味がありません。
今回は、どのようなときに情報を修正していただく届け出が必要なのかをお話いたします。



(犬鑑札の利点)
・住所等を記入したものを首輪等に着ける方もいらっしゃいますが、個人情報の保護の観点からこのようなことに積極的になれない方もいらっしゃいます。犬鑑札には個人情報は記載されません。
・現在、体に埋め込む「マイクロチップ」というものが普及されつづありますが、まだまだご存知ない方もいらっしゃいますし、これを読むには専用の読み取り機が必要になります。犬鑑札は目視にて判断出来ます。

※このページの内容は、放送日現在のものです