〜Puchi-Komi〜
プ チ コ ミ  2011年3月13日放送 

 ■ 猫がねずみ算? ■

世田谷区では、猫が増えてお困りの地域もあるそうですが、猫って簡単に増えるのかな、と疑問をもち、保健所にお話を伺ってきました。
保健所には、「ネコふえちゃった!?」というタイトルの東京都作成のチラシが用意されていましたので、その内容を紹介いたします。

猫の繁殖について、以下の内容が書かれています。


・ 猫は交尾をすると、100% 妊娠する
・ 妊娠期間は、約2ヶ月で、1回の出産で2〜8匹の子猫を産む
・ メス猫は、6ヶ月おきに子猫を産み育てることができる
・ 子猫は、生後10ヶ月で最初の子猫を産むことが出来る

結果として、一匹のメス猫の不妊手術をしないで養っていると、1年後には20匹!、2年後には80匹をこえる!!、と書かれています。



私も計算してみましたが、この数字決して大袈裟ではないことが分かりました。
この数の猫を養ったり、新たな飼い主さんを探すのは大変なことですよね。

このチラシでは、

生まれる子ネコのすべてに責任がとれないなら、不妊手術は絶対必要です!!

と書かれています。


不妊・去勢手術についてのメリットも書かれています。
その一部を紹介しますと。

<不妊手術>
発情期のストレスがなくなる、妊娠・出産の負担が少なくなる、子宮・卵巣の病気や、交尾でうつる病気の心配がなくなる、など。
<去勢手術>
尿のオス臭さがなくなる、発情期の鳴き声がなくなる、外出やケンカの衝動が少なくなる、交尾やケンカでうつる病気の心配がなくなる、など。


さらに続けて、こんなことも書かれています。
さらに、家の中だけで飼えば、交通事故に遭ったり、感染症にかかったりする心配もほとんどなくなります。

現在の住宅事情、街の環境状況等を考えると、たしかにそうだと思いました。



猫を飼っている方、お世話をしている方に放送をお聴きいただき、不妊・去勢手術や家の中で飼うことなどを検討していただければ幸いです。

世田谷区では一定の条件がございますが、不妊去勢手術の費用の一部を助成しています。詳しいことは、世田谷保健所生活保健課衛生事業係、電話、5432−2908 までお問い合わせください。(世田谷区役所第二庁舎1階の奥の方にあります。)

※このページの内容は、放送日現在のものです