- Good life for you -
グッド・ライフ・フォー・ユー  2015年3月1日放送 

■ 動物愛護相談センターの歴史 ■ @ SRC

   <ゲスト> 東京都動物愛護相談センター 業務係 係長 佐竹浩之 様


世田谷区には東京都の施設「動物愛護相談センター」の本所が、環状八号線沿い蘆花公園向かいにあります。「あそこは犬を捕まえて処分するとことでしょ?」とだけ思い込んでいる人も多いようです。現在はそのようなお仕事は、ほとんどしていません。

歴史を調べてみると、たしかにその生い立ちは狂犬病予防のため、そして野犬対策のために犬を捕まえていました。しかし、国内では狂犬病の感染が確認されなくなって50年以上経ちましたし、都内において野良犬はほとんどいなくなりました。

では、何をやっているか?
昭和48年公布の「動物の保護及び管理に関する法律」、その改正版である、平成11年公布の「動物の愛護及び管理に関する法律」、そしてその改正に沿って、それら法律に定められていること、また、それらの精神を理解し、法律に先んじて条例を制定し、動物愛護に関わる事業を行ってきました。

どのような事業を行っているのか調べ始めたら、その幅の広いことに驚きました。17分のコーナーには収まりきらず、項目列挙的になってしまったことが残念ですが、多くの方に「動物愛護行政」とはどのようなもなのか、少しでも理解いただければ幸いです。


現在、東京都動物愛護相談センターで行っている主な業務
犬や猫の譲渡 / 特定動物の規制 / 動物取扱業の登録 / 災害対応 / 飼い主のいない猫対策 / 狂犬病対策 / 啓発事業 / (狂犬病以外の)人と動物との共通感染症調査・対策

 
※このページの内容は、放送日現在のものです