■ ＴＮＲ活動をご存知ですか？ ■ ＠ ＳＲＣ
地域猫対策という言葉をご存知の方も多いかと思います。その大事な部分としてＴＮＲ活動があります。地域にいついている飼い主のいない猫を捕獲器（Trap）で捕まえて、避妊去勢手術（Neuter＝中性化）をし、元の場所に戻す（Return）活動です。
長年この活動が「猫から被る被害に効果がある」「住民間のコミュニケーションが活発になる」などと言われながらも多くの地域で導入をためらわれていました。しかし近年国が認め、以下の文書にその推進を促す文章が盛り込まれました。
動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針
（平成18年環境省告示第140号 最終改正：平成25年環境省告示第80号）
第２ 今後の施策展開の方向
(3) 動物による危害や迷惑問題の防止
②講ずべき施策
ア住宅密集地等において飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施して地域住民の十分な理解の下に管理する地域猫対策について、地域の実情を踏まえた計画づくり等への支援を含め、飼い主のいない猫を生み出さないための取組を推進し、猫の引取り数削減の推進を図ること。
TNRが普及しない原因の一つに協力してくださる獣医師が限られていることがあります。積極的に協力している先生でもあり、獣医師同士が情報共有することで TNR活動への間口を広げてゆこうとＮＰＯ法人立ち上げた先生をお迎えし、お話しを伺います。
ゲスト ： 獣医師 齊藤朋子先生
ＮＰＯ法人ゴールゼロ 理事長
TNR専門の」不妊去勢手術専門動物病院 moco（モコ）どうぶつ病院 院長